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2014年7月 4日 (金)

父と娘

久しぶりのブログ更新になってしまいました。

いや、この一ヶ月、いえ長野に戻ってから二ヵ月、いろいろありました。


年老いた両親との同居は、理解力があり、人柄が穏和で明るい旦那のおかげで、毎日楽しく過ごせていました。

とはいえ私は実の娘、両親の年老いた姿を認めたくない気持ちもあり、

特に最近物忘れがひどかったり、いろんなことに無気力に見えた父には、

ちょっときつく当たったりしてしまいました。

そんな矢先に、父の体から信号が。

検査に次ぐ検査、ようやく今日、ステージ4の悪性腫瘍があることを、

お医者さんから説明されました。

ほんの一週間前、実はどうもその可能性が高い事は知らされていたのですが、

本人の自覚症状も無く、信じたくもなく、

今、生きている人が居なくなるかもしれない恐怖と、

これから本人がこれから味わうかもしれない苦痛と、

今まで苦労ばかりかけてきた後悔とで、

泣いてばかりいました。

でも、今日は、家族揃って検査結果を聞きながら、

ただただ今から癌と戦うことだけを考えだしました。


同じような経験をした方の話は、

信じたくないような内容ばかりでしたが、

せめて、

私の中で、勝手に父ちゃんを死なせないようにしようと思います。

今から父ちゃんと過ごせる全部の時間を、

めちゃめちゃ楽しいものにしようと思います。

できるだけ父ちゃんの近くで歌おうと思います。

あたしが出来ることは全部、やろうと思います。

このタイミングで長野に戻れて、本当に良かったと思います。



そんなわけでしばらく、宿泊が必要になるライブのブッキングはやめることにしました。

様子を見て、またいつか遠出もしたいと思います。

来週8日の東京倶楽部は、ちょっと特別な日になりそうです。

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コメント

ウチは父が10年前に亡くなりました。脳梗塞で入院中に癌が発見されて、さらに心筋梗塞を併発するという、3大成人病同時制覇という偉業を成し遂げました。

親孝行しようと思って同居の新築住宅を建てたばかり、2週間で倒れてからそのまま入院、5年の闘病の果てに亡くなりました。

亡くなった時の喪失感は自分は最初自覚がなかったのですが、後にうつ病となって自分を襲いました。

私もやはり、「後悔することがないように全部やりきろう」と、思っていましたが…
結果、どんなに全部やりきろうと思っても、後悔は必ず残ります。
完璧にやろうと思うほど、その念が、想いが強いほど後悔の思いも強くなり、自分を苦しめるのです。
ですからどうか、一人で背負い込んで、自分を責めることのないよう…。

お父さん、きっと君が帰ってきて、それだけで既に本当に嬉しいはず。一緒に闘病して、「家族の時間」を楽しんでください。

そしてウチは母が今、肺がん闘病中。
良くなる事を願って、お互い頑張りましょう!

投稿: 古山 貴之 | 2014年7月 5日 (土) 06時34分

古山さん、ありがとうございます。

何しろ初めての経験、いろんな方の経験談が、とても参考になります。

そうですね、後悔は、何をしたって残りますよね。
今、既に後悔をいくつかしてますもの(笑)。

それでも、帰ってこれてよかった!病院への送り迎えやお見舞い、食事の世話、薬の世話、世間話、そんなすべてのことが、大切で愛おしい時間です。

お母様も少しでも良くなると良いですね!
お互い、頑張り過ぎずにがんばりましょう!

投稿: 横前 | 2014年7月 5日 (土) 16時42分

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