« 有言実行 | トップページ | 再会 »

2007年4月13日 (金)

菜の花

最近、電車の窓から外を眺めていると、菜の花の群集を目にすることが多い。
黄色い花の群集を見ると、なぜか顔がほころぶ。
菜の花やタンポポ、山吹なんかもそうだ、大好きな花たち。



大学の卒業旅行、私は高知県へ一週間の一人旅に出かけた。

テーマが「日本最後の清流、四万十川をたどろう」。

一週間、全く1人、
春からは就職が控えていたが、(一度就職したことあります、ハイ)、
どこへ行っても、
今までの自由気ままな学生生活との決別、迷いながらの就職と、
心はすっきりしないまま、ぶらぶらしていた。

旅の最後のほう、当時の中村市に泊、四万十川の河口に近い宿に泊まった。

昼下がり、四万十川を見に行くと、広い川岸、両岸に、
一面、菜の花が咲いていた。

ただ、

黄色く、

数万の菜の花が咲いていた。


宿にチェックインするまでの何時間か、

私は菜の花の中にいた。

持っていたスケッチブックに、いっぱいいっぱい言葉を書いた。

菜の花の強さと可愛さに、

ただただ次から次へと浮かぶ言葉を書いては、

涙をぼろぼろ流していた。

確かなことは、悲しくて泣いていたわけではないということ。



あれから十数年経つ今も、菜の花を見ると思う。

「キイロイ キイロイ ナノハナハ キイロイ

 チイサイ チイサイ アタシハ チイサイ

 イロイロアッテ イイジャナイカ

 イツカチルノニ カワリナシ」

|
|

« 有言実行 | トップページ | 再会 »

コメント

いいですね。私の場合初夏になれば山で虫取りです。
すなわち「山吹」です。
山吹の濃い黄色と清流の流れる音。
冷たい空気。
イモリの腹の赤さ。
夏はもう直ぐだって子供心に思ったものです。

投稿: アーバンな俺 | 2007年4月13日 (金) 23時04分

うちの田舎の飯田線に、「山吹」って駅があります。
そりゃあもう、5月頭くらいは、
駅の周りが山吹だらけです。
虫取りにイモリかぁ、男の人ならではですね。
わたしは野草の花を集めて花の冠を作るような可憐な少女では、
全くありませんでしたが、ハイ;

投稿: 2-Dee | 2007年4月14日 (土) 06時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/134005/14662551

この記事へのトラックバック一覧です: 菜の花:

« 有言実行 | トップページ | 再会 »