歴史
久しぶりに実家の両親と長電話。
随分元気そうな母の声、父のボケボケなトークと、久しぶりに心和むひと時だった。
来週からいよいよ、横前家の大改築をするそうな。
横前家はおそらく築200年弱。
かつては家の中に馬小屋もあったし、囲炉裏ももちろんあったらしい。
私が家を出てから、風呂も24時間入れるやつになったけど、
それまでは薪で焚く「五右衛門風呂」だった。
台所、風呂、トイレは近年改築されたし、所々は直されているが、今も立派な梁や柱、黒塗りの天井などは昔のまま。
まあこの大改築、昨年末の私のアレルギー騒動がきっかけとなったわけだ。
今回多くの部屋をフローリングに替え、畳の間は畳を替え・・・など、思い切ったことをするらしい。
育った場所が変わってしまうのは、正直寂しい。
新しいものはお金で買えるが、歴史はお金では買えない。
だが、健康も、お金では買えない。
古民家大改築なんてもったいないと思う方もいらっしゃるとは思いますが、住んでる人間にとっちゃ、便利で快適で、暮らしやすいほうが良いに決まってる。
古いものを守るのも大事、
だけど、替えることも大事。
年老いて勇気ある決断をした両親に拍手。
なんてったって、
なんだか2人とも楽しそうだった。
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