« 場所 | トップページ | 常 »

2006年9月15日 (金)

今日という日

あたしの今日という日は、一本の訃報を伝える電話から始まった。

突然だった。
死とはおよそ無縁だと思っていた、とてもお世話になった42歳の先輩だった。



先月の東京倶楽部、その人は初めてまともに、ジャズのライブを見に来てくれた。

何年も会ってなかったのに、今年に入って、なんだか親交が復活して、数回会ったしメールのやりとりもした。

2人だけで酒を呑んだ日もあった。

何か、そこには見えないものが有ったとしか思えない。





訃報を聞いた瞬間、とても信じられなくて、彼の携帯に電話してみた。

空しく、コールの音だけが繰り返された。

決して通じることのない携帯電話に向かい、その人の名前を呼んだ瞬間、初めて涙が吹き出した。





携帯のメールのやりとりは既に履歴が消えていたのだが、パソコンに、彼の最後のメッセージが残っていた。

「益々の御研鑚をお祈りしています。」



今も、あなたがあたしの名前を呼ぶ声が聞こえる。



あなたが、たまに読んでくれていたこのブログ、きっとそこからも読めるだろうから、伝えたい、最後のメッセージ、書きます。

本当にお世話になりました。
楽しいときを、たくさんたくさん、ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
あなたのこと、絶対忘れないから!

今夜、あたしの一生のうちのわずかな時間ですが、あなたとの思い出と過ごします。

「生」とうい幻に思いを馳せつつ、献杯。

|
|

« 場所 | トップページ | 常 »

コメント

市ヶ谷の日々を、思い出してました。
昨日は一日、仕事どころじゃなかったよ、さすがに。
オヤビンの為に、一曲、たのみます。

投稿: さとし | 2006年9月15日 (金) 07時06分

いつの時代も、残った者でがんばるしかないです。
また、みんなで話ができたらと思います。
横前、また行くよ。

投稿: もう一人のさとし | 2006年9月15日 (金) 08時48分

さとし先輩、ご無汰しております。
もう10年以上前だけど、楽しい日々でしたね。
本当に、楽しい日々でした。
想い出、大事にしましょうね。
今は毎晩、全曲、天に向かって歌ってます。

もう一人のさとし先輩、
先月、本当に、聞いてもらえて良かったです。
一緒に来てくださって、ありがとうございました。
しかも中里さんが初めて見てくれたのが、私にとっても最高の夜だったことが、
本当に、せめてもの救いです。
後悔はないです。

みんなで集まって、天に向かって献杯したいですね。
尽きない思い出を肴に。

投稿: 2-Dee | 2006年9月16日 (土) 12時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/134005/11900951

この記事へのトラックバック一覧です: 今日という日:

« 場所 | トップページ | 常 »