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2006年7月14日 (金)

お盆

私の実家の長野では、お盆といえば8月中旬。
でも、ここ東京では今日からです。

今日は谷中の躰仙院というお寺にお手伝いに行きました。

午前中から猛暑の中、檀家さんが大勢お墓参りに訪れて、対応に追われました。

ご先祖様が彼岸からやってくるお盆。

お参りに来る人たちの中の多くは、近年近い肉親を亡くされた方でした。

「周りのお墓にお花があって、うちだけ無いと可哀想じゃない?」
とおっしゃる未亡人とか、
「あと何回ここに来られるか分からないから」
なんておっしゃる、腰の曲がったおばあさんたちとか、
みなさん、とっても素敵な人ばかりでした。

今はあちらに旅立ってしまった故人も、
このように思い出を大切にしてくれている人たちがいると、
幸せだよなと、つくづく思いました。

生という愛しい蜃気楼の中、
この世に存在している時間の方がよっぽど短い私たちの人生の中、
もう二度と出会うことも無いかもしれない人たちと、
「今日は暑いですね」なんて、お互い気を遣いながら会話するひと時、
幻を見つつ、
初夏の素敵なひと時を過ごさせていただきました。

生きている私たちは、まだまだ生きねばなりません。

これからどれだけの悲しみに直面するでしょう。

でもやはり、

同じだけの喜びも知りえるのです。

自分次第で。

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コメント

なるほど。
JAZZ、CLASSICなんか毎日お盆のようですね。
故人は毎晩忙しいかも。
唄は知っているけど誰の唄か判らないことが多いので、さぞかし歯がゆい思いをしているのでしょう。
でも今唄っている人が自由に自分のものにしている。いい供養になってますね。
日本の音楽では考えられないので不思議な気がします。

投稿: ラピスラズリ | 2006年7月16日 (日) 06時28分

確かに、日本の歌謡曲は寿命が短いですよね。
でも民謡などのように数百年、千年以上歌い継がれているものもあるはある。
ただ、一般人は知らなかったり、このままじゃ消えてしまいそうなものばかり。
日本文化、素敵なのにもったいないですよね・・・。

投稿: 2-Dee | 2006年7月16日 (日) 16時11分

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