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2006年1月 8日 (日)

百人一首 再考

昨日、わが心の友、そして最高のパートナー、向島ゆりこ宅にて、打ち合わせ兼新年会になった。
正月らしく百人一首大会、トランプ大会になった。
ちょうど二日前に、百人一首の本を買ったばかりだったのでかなりタイムリー。
燃えた!すごい白熱した試合だった。

しかし百人一首って、本当に良い歌がたくさんある。
私の一番のお気に入りは

「来ぬ人を まつほの浦の 夕凪に 焼くや藻塩の 見も焦がれつつ」

来ない人を待ち続け、まつほの浦で焼かれ焦がれる藻塩さながら、私の身も心も焼け焦がれる想いです・・・って歌。

とにかく切ない恋の歌が多い。

「忘れじの 行く末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな」

あなたはずっと忘れないとおっしゃってくださいましたが、そうはいかないのがこの世の常。
ならばいっそこの命、今日終えてしまいたい・・・。

「思ひわび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり」

あなたを想い焦がれ、それでもどうにもならない命は存えているというのに、
どうにかできるはずの涙はただただ、あふれだしてくるのです・・・。

平安時代、せいぜい人生50年。
そのなかでいかに激しくみんな恋をしていたか・・・
いつの世でも繰り返されているんですね、
男と女がいる限り。

恋して、他人と深く関わりあい、別の命の存在を身近に感じるって、本当に素敵なことです。

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コメント

はじめまして

今、 息子(高校一年)が必死で覚えているのが、百人一首でしたから 思わず目に止めました。それと1/25に渋谷公園通りで行われるものにも興味がわきました。
娘の誕生日でもあり、渋谷に住んでいるということ、そして音楽に興味がある主人と私・・
 どうぞ素敵な歌をいつまでもうたい続けて下さいませ。いつか貴女様の歌を聞いてみたいと思います。

投稿: kami | 2006年1月 8日 (日) 23時01分

kamiさん、はじめまして。
息子さん、百人一首覚えてらっしゃるんですね、素敵ですね。古典の勉強にも歴史の勉強にもなるし、情感も刺激されて良いと思います。
私は小学生のときだったので、音だけで最初覚えました。意味まで分かるようになったのは、やはり後になってからです。

音楽で「日本固有の音楽はいまいち好きになれない」という友人がいました。若い人はみなそんな感じでしょう。
でも、わたしはこの独特の風土と気候、歴史を持つこの国の文化が大好きです。
25日はオリジナル曲ばかりですが、一曲だけ民謡のカバーをやります。
もしお暇がありましたら、是非お立ち寄りください。

投稿: 2-Dee | 2006年1月 9日 (月) 09時32分

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