またもお別れ
「ありがとうございます
どうにか 59回目の誕生日を迎えることができました~ まだまだ抗がん剤のお世話になっておりますが…諦めずに笑顔で前進します 私の誕生日を覚えててくれて 本当に嬉しいです 恭ちゃんと
できる日楽しみにしてます 今日は大吉なり~」
これは今年の1月、かつて寿司屋で一緒にバイトしていた方へのお誕生日おめでとうメールのお礼返信である。
そしてこれが、彼女自身からもらった最後のメールになってしまった。
2000年から2006年にかけて、共に働いた。
よく笑い、よく呑み、よく語った。
お宅まで泊まりに行き、夜遅くまで飲んだ。
彼女にとって、大変なことが続いた時期だったが、
私には涙ながらに本当の気持ちをぶちまけてくれた。
そんな彼女が癌を患っていると発覚したのが2010年。
昨年、千葉の教室に通っていた頃、
1度だけ、船橋でランチを食べた。
3時間、ずっと語った。
癌治療が比較的うまくいっていること、
もうちょっとで癌に勝てる、そう言っていたのだが。
今日、新宿の中央公園付近を歩いていたときに彼女のアドレスから届いたメールはお嬢さんによるもので、
「今朝、母が亡くなりました」
と書いてあった。
慌てて電話して、お嬢さんと二人で泣いた。
波乱に富んだ人生を送った人だった。
こんな私的な事をブログに書くのはおかしいと思われるだろうが、
なんか、
多くの人が知らなくても、たくさんのすんごい人生があるし、
みんながみんな、すごいんだぞと。
で、
やっぱり、
会いたい人には会っておき、
やりたいことはやっておかないと。
想像していたよりずっと、
時間は短く、早く過ぎていく。
こんなことを、伝えたくて。
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